日本で金大と東大だけ「キノコのムラージュ標本模型」を特別展示

掲載日:2011-4-15
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本学資料館では4月7日から5月31日まで,前身校である旧制第四高等学校で使われた教育標本と推定される「キノコのムラージュ標本」25点を特別展示しています。ムラ―ジュ技法で作られたキノコの標本模型はたいへん珍しく,本資料以外には,日本では東京大学総合科学博物館小石川分館所蔵の3点が知られるのみです。

【ムラ―ジュとは】
鋳型を用いた蝋模型のことで,19世紀末から20世紀初頭にかけて,医学,とくに皮膚科の分野で広く活用され,多くの皮膚病の患部模型が作られました。本学医学部記念館にも219点の皮膚のムラ―ジュ模型が残されています。

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