11月10日,医薬保健学総合研究科と医薬保健研究域の主催および学友支援室と十全医学会の後援で,高安賞創設10周年・臼井国際医学奨学金創設5周年記念シンポジウムを開催し,約60人が参加しました。
このシンポジウムは,高安賞創設10周年・臼井国際医学奨学金創設5周年を記念し,金沢大学ホームカミングデイの一環として開催。我が国だけではなく,アメリカ,中国,ミャンマー,ベトナムなど世界各国で活躍している歴代の受賞者及び奨学金受給者が,受賞論文の内容やその後の研究の展開,現在の活動などについて講演しました。
また,高安賞にちなみ本学医学部前身校である旧制金澤医科大学初代学長の高安右人博士が発見した高安病についての研究・診療の国際的第一人者である,東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の磯部光章教授が特別講演しました。
当日は,学内外からの参加者に加え,本学医学部卒業生で高安賞と臼井国際医学奨学金の創設者である臼井溢医療法人明徳会理事長・協立十全病院長夫妻や,同奨学金受給者の指導に尽力した東京医科歯科大学の西村栄美教授も出席し,宝町・鶴間キャンパスに「ホームカミング」した歴代受賞者等の活躍,成長を感じることができる意義深いシンポジウムとなりました。
※高安賞・臼井国際医学奨学金
高安賞 : | 平成15年度から本学の医学博士課程を修了した者のうち優れた学位論文を発表した者を表彰 |
臼井国際医学奨学金: | 平成19年から本学の医学博士課程で学ぶインドシナ半島周辺諸国からの外国人留学生に対して奨学金を支給 |