日本海イノベーション会議2010年度 金沢大学第2回プログラムを開催

掲載日:2011-2-10
ニュース

1月29日,金沢市内で,日本海イノベーション会議第2回金沢大学プログラムを開催しました。
本学理工研究域電子情報学系の村本健一郎教授が,加賀市出身で低温科学に大きな功績を残した物理学者・中谷宇吉郎博士の「雪は天から送られた手紙である」にちなんで「雪は天からの手紙 パート2」をテーマに,最新のテクノロジーを用いることで,気象現象の新たな解明につながることなどを講演。身近なテーマを通して理工学の分野へ興味をもつ子供たちが増えることへの期待を述べました。
続いて,理工研究域環境デザイン学系の谷口健司特任助教が「人工衛星を活用した雨の予測」をテーマに講演。気象が生活に密接に関係していること,世界の歴史に影響を与えてきたことや,人工衛星を利用することで同時刻に広範囲観測が可能となり,気象予測精度の向上に役立つことを解説しました。
参加者約70名は熱心に聴講し,活発な質疑も行われました。

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