6月7日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として,角間キャンパスにて本学学生向けに雑談のチカラ「小型EVがあるサステナブルな社会」を実施し,学生14名が参加しました。
「雑談のチカラ」は,本学の学生・教職員や地域の人々にとっての気軽な雑談の場を創出する交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれずに自由に語り合うことで,学生のキャリア形成,教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。今回は,福井県のモーターメーカーである株式会社TOP代表取締役会長(兼)社長の山本惠一氏をお招きしました。
まず,先端科学・社会共創推進機構 篠田隆行准教授によるあいさつの後,山本氏および同社執行役員技術部長の佐々木健治氏から,企業概要や小型電気自動車(小型EV)に搭載する同社開発のモーターについて説明がありました。
続いて,参加学生は角間キャンパス南地区の構内道路で小型EVを試乗。一人ずつ約1キロメートルの道路を走行し,乗り心地や坂道での発進などを体感しました。その後,篠田准教授のファシリテートのもと,山本氏および佐々木氏に加え、同社スタッフ3名が学生と雑談。学生一人一人の試乗体験の感想を共有しながら,「過疎地域での移動手段として活用できないか」「欧州では14歳から免許なしで運転できる超小型EVがある。日本でも実現するには」など,地域や世界にも目を向け議論が深まりました。
今回出された意見やアイデアは,先端科学・社会共創推進機構と株式会社TOPとの連携事業,Project: AERUの企画などに役立てられます。
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