12月10日,北陸先端科学技術大学院大学において,第10回研究交流会を開催しました。この研究交流会は平成15年12月に本学と北陸先端科学技術大学院大との間で締結された「教育研究連携に関する協定」に基づき,毎年開催しているもの。
はじめに北陸先端大の川上雄資理事・副学長から開会挨拶があり,続いて本学環日本海域環境研究センターの塚脇真二教授から,世界遺産を舞台とする国際的研究・教育拠点の構築プロジェクト「アンコール遺跡整備公団との協定にもとづく連携事業」について,北陸先端大グローバルコミュニケーションセンターの川西俊吾教授から,国際的な教育研究連携プログラム「デュアル大学院プログラムの実態と問題点等」について発表がありました。
その後,平成21年度の共同教育研究活動報告として,北陸先端大マテリアルサイエンス研究科の富取正彦教授が「ナノスケールの視点に基づく分子装飾表面の創成と解析」について,本学理工研究域の前田勝浩准教授が「分子認識能を有する共役高分子の合成と応用」について発表。最後に,本学の長野勇理事・副学長が閉会挨拶を行いました。
本交流会には,両大学から教職員及び学生など約73名が参加し,活発な意見交換も行われ,有意義な交流会となったようです。
第10回研究交流会を開催
掲載日:2010-12-16
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