金沢大生が「端材」を活用した商品開発に挑む!

掲載日:2022-7-12
ニュース

7月4日,角間キャンパスにおいて,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として金沢市のものづくり会社「bibibi」との連携事業「商品開発プロジェクト」の第1回ミーティングを実施し,本学学生6名が参加しました。

本連携事業では,bibibiの協力を得て,本学学生が「端材を活用した商品開発」をテーマに商品の企画や製造,販売などを実践することで,より実践的なアントレプレナーシップ(※)の体得につなげます。

当日は,まずbibibiの担当スタッフが,プロジェクトの目標として金沢市内の大型ショッピング施設での販売や展示会での出品を掲げ,商品のアイデアを一緒に考えていきたいと説明しました。当面は,秋に開催される県外の大型展示会を目標に,「木くずを使った着火剤」を製造していくことに決定しました。

その後,学生は先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授のファシリテートの下,商品の用途や特徴,顧客ターゲットなどを検討しつつ,顧客の感情や体験への欲求を意識した商品について議論しました。最終的には,「若者カップル向けの商品」「インテリアとしても使える着火剤」をコンセプトにした具体的なアイデアが生まれ,企画の方向性が固まりました。

今後,参加学生らは今回出たアイデアを生かしつつ,議論や試行錯誤を重ねながら商品化を目指していきます。


※ アントレプレナーシップ
 新たなアイデアや価値を生み出す高い創造意欲,課題やリスクに果敢に挑戦する姿勢や能力を指す。起業を志す場合だけでなく,あらゆる職業において求められる素養といわれている。

Project: AERUの詳細はこちら

  • bibibiスタッフによる事業の概要説明
  • 商品のアイデアを膨らませる学生ら
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