金沢大学資料館は10月15日から11月28日まで,特別展「超然~第四高等学校の校風と学生たち~」を開催しています。
本特別展は,本学の前身校のひとつである旧制第四高等学校(略称:四高)の校風「超然主義」をテーマとしており,四高学生らの世界が約100点の展示資料と約70点のパネルで再現されています。展示資料には1908年(明治41年)に学生らよって書かれた「超然趣意書」の実物や四高の寮であった時習寮の看板などの貴重な品とともに,四高生の必須アイテムであった手ぬぐいのコレクション,寮生活の一端が垣間見られる寮祭の記念絵葉書,本学附属図書館特別資料室で大切に保管されている各運動部の部誌,制服・柔道着などの当時の学生生活の雰囲気が伝わる品々を多数揃えています。
四高が本学となり65年が経ち,四高の伝統がどのように現在の本学へと継承されたのかを考える機会となっています。