本学大学院生が「One Young World Summit 2022 Manchester」に参加

掲載日:2022-10-5
ニュース

9月5日から8日の4日間,英国・マンチェスターにて開催された「One Young World Summit 2022 Manchester」に,大学院自然科学研究科博士前期課程1年の石黒歩さんが参加しました。また,マンチェスターで開催されるサミットに参加できない方のために,Reginal Hives(地域拠点)が北米,南米,アフリカ,日本の各都市に設置されました。日本では,岡山大学がパートナーとなり,岡山市で「One Young World 2022 Summit Hive in Okayama, Japan」が開催され,本学医薬保健学域4年の露口啓太さんが参加しました。

One Young Worldは,平成21年の世界経済フォーラムの年次総会(通称「ダボス会議」)をきっかけに創設された,若い次世代リーダーによる世界的な課題解決をサポートするための国際プラットフォームです。平成22年から年に一度,世界190カ国以上から約2,000⼈の次世代リーダー達(18~32歳)が集まる世界最大級のサミットを開催しています。今回のサミットには,昨年度,ミュンヘン大会にオンラインで参加した学生に続き,本学学生が2年連続で参加しました。

マンチェスター大会では,国連の持続可能な開発目標SDGsを枠組みとしながら,平和、ジェンダー,環境,人権,リーダーシップ,保健など多岐にわたるトピックについて,世界保健機関(WHO)事務局長をはじめ,著名な財界人,活動家など,世界のリーダーによる講演が行われました。また,テーマ別のワークショップが多数実施され,多様なバックグラウンドを持つ参加者が,各々の知見や経験に基づき,活発な討論を行いました。さらに,参加者同士のネットワーキングでは,学生,社会人などの身分を問わず,参加者同士が積極的な交流を行いました。

マンチェスター大会に参加した石黒さんは「大会期間を通じて,延べ50人以上と直接話し,30人以上のスピーチを聞いた。周囲の環境や現状に対して問題意識を持ち,バックグラウンドや能力を問わず,自分で考えたことを発信し,行動を起こすことが重要だと感じた」と話し,より多くの学内外の学生などに本大会で得た経験を発信するとともに,今後の活動への意欲を新たにしていました。

岡山市で開催された「One Young World 2022 Summit Hive in Okayama, Japan」に参加した露口さんは,岡山の会場からマンチェスターのライブコンテンツに参加し,OYWサミットの参加経験者であるアンバサダーをはじめとした国内の各分野で活躍するリーダー,大学生,高校生と意見交換を行いました。

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