10月24日,融合学域は,株式会社加賀屋相談役の小田禎彦氏による講演会を開催し,学生など約60名が参加しました。
七尾市の和倉温泉にある加賀屋は,「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」において40回の総合日本一を獲得した日本を代表する旅館です。この加賀屋を率いてこられた小田氏は,自社の旅館業にとどまらず,観光産業の振興や人材育成,国際交流活動など,長年にわたり多方面に尽力し,昨年本学から名誉博士の称号を授与されています。
講演では「地域の活性化と観光産業~加賀屋の流儀~」と題し,加賀屋創始の精神に始まり,これまでの経験や現状分析・将来展望などを通して,北陸の観光業を取り巻く環境,旅館業(観光)が地域の産業に果たす役割などについて講話がありました。相手の喜びを自らの喜びとするお客様第一の加賀屋のおもてなしの真髄に触れるなど,学びの多い講演内容に参加者は真剣に聞き入っていました。
講演会後には,地域や観光をテーマに研究に取り組む学生たちからの質問が相次ぎ,参加者にとって充実した講演会となりました。
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