11月6日,サテライト・プラザにてミニ講演フレッシュ新三々塾「金沢を流れる歴史文化遺産・辰巳用水の散策アプリの開発と用水沿いのビオトープの取り組み」を実施し,20代から70代までの20名が受講しました。
まず,講師の北浦勝名誉教授が辰巳用水の構造について用水の縦断面図を用いながら講演を行い,トンネル工事には当時の最先端技術が使われていたことを解説しました。また,「辰巳用水探訪会」のDVD映像を参照しながら用水沿いのビオトープと生態系について説明しました。
続いて,株式会社東洋設計副技術センター長の上坂達朗氏が「辰巳用水にまなぶ会」の活動を報告するとともに,来春公開予定の辰巳用水散策アプリについて,機能や使い方などを含めて紹介しました。
受講生からは「北陸の水の流れと水管理について,とても興味深い話だった」「辰巳用水の建設技術のすごさを感じた。アプリの公開が楽しみ」といった感想や期待が寄せられました。
講師:金沢大学名誉教授 北浦 勝
株式会社東洋設計 副技術センター長 上坂 達朗
金沢大学公開講座およびミニ講演の詳細・申し込みについてはコチラ