11月12日,金沢大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリーは,「令和4年度アントレプレナーコンテスト」を実施し,学生ら33名が参加しました。審査委員には学内外から有識者を招き,国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)イノベーション推進部専門調査員の杉本五美氏などが名を連ねました。
参加学生は,アントレプレナーシップ(※)を身に付けるため,発表に向けて,それぞれのテーマについて,資金計画および販売計画など事業戦略を練り,プレゼンテーションの準備を行ってきました。
発表は,テーマのコンセプト,世の中への貢献度,資金計画などについての10分間のプレゼンテーションと5分間の質疑応答の形式で行われました。審査委員,聴講者からの質疑を基に審査が行われ,最優秀賞,優秀賞,特別賞およびNEDO賞が4組に授与されました。
また,審査の間には,平成26年のアントレプレナーコンテストを経て,その後起業した株式会社Heart Language 代表取締役の田中瑞規氏が「起業か企業か」と題して講演し,自身の起業経験を語りました。
本コンテストは,学生がアントレプレナーシップを磨く場として毎年実施しており,今年で24回目の実施となります。
(※)アントレプレナーシップとは,新たなアイデアや価値を生み出す高い創造意欲,課題やリスクに果敢に挑戦する姿勢や能力を指し,起業を志す場合だけでなく,あらゆる職業において求められる。