12月5日,8日,13日の3日間,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として,地域交流牧場全国連絡会との連携事業として「牧場見学・酪農体験プログラム」を実施し,本学学生計13名が参加しました。
本プログラムは,12月28日の意見交換プログラムに向け,本学学生が牧場での体験や酪農家との交流を通じて酪農の魅力や課題を理解する機会として,能登町の西出牧場,富山県高岡市のclover farm,内灘町のホリ牧場の協力を得て実施しました。
参加学生らは,西出牧場とclover farmでは搾乳を,ホリ牧場では牛の出産をサポートするなど,実際に酪農の仕事に取り組み,酪農の魅力を体感しました。また,酪農家と本学学生の雑談の中で,各牧場のこだわりや課題が挙げられました。
西出牧場の西出穣氏は,観光牧場としての酪農体験の提供や地域での教育活動の取り組みについて紹介した上で「さまざまな人に酪農の魅力を知ってほしい」と語り,clover farmの青沼光氏は「100年後も日本で酪農が続いてほしい」と,地域の理解と協力を得て酪農の仕事に取り組んでいると述べ,共に情報発信の重要性と課題について強調しました。また,ホリ牧場の堀牧人氏は,低温殺菌牛乳など,牛乳の品質へのこだわりを説明しつつ,「真に消費者が求める商品が知りたい。もっと学生の皆さんの意見を聞きたい」と,次回のプログラムへの思いを語りました。
本プログラムの参加学生は,今回の経験や気付きなどを踏まえ,意見交換プログラム「雑談のチカラ」で,酪農関係者と共に酪農の課題解決に向けたアイデアを出し合います。
Project: AERU
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