8月10日,公開講座「調理の科学」を開講しました。
講師の理工研究域物質化学系の国本浩喜教授が,調理の過程で変化する色,固さ,形状の変化は食品に含まれる物質の変化であることを説明。続いて北陸学院大学短期大学部の新澤祥恵教授の実験により,加賀野菜の金時草に含まれるアントシアンの色の変化を確認しました。
受講者は,饅頭を試食して餡の隠し塩による甘さを体感したり,油の含有量が異なるクッキーを食べ比べ,風味の違いを確かめました。さらに,正しい知識をもって調理することにより,引き出される“おいしさ”や“栄養”について理解を深めました。
主任講師:理工研究域物質化学系教授 国本 浩喜
会場:サテライト・プラザ