12月7日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として,角間キャンパスにて本学学生向けに雑談のチカラ「DXと地方創生!デジタルで紡ぐ未来」を対面およびオンラインのハイブリッド形式で実施し,本学学生9名が参加しました。
「雑談のチカラ」は,本学の学生・教職員と地域の人々との気軽な雑談の場を創出する全学的交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれない自由な語り合いで,本学学生のキャリア形成,本学教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。今回は,株式会社NTTデータ第三金融事業本部決済ITサービス事業部の林裕也氏と中澤亜希子氏を招き,実施しました。
林氏による株式会社NTTデータの企業説明の後,林氏および先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授のファシリテートの下,「北陸の人々の暮らしを豊かにする生活者視点の決済サービス」をテーマに,マーケティング手法のグループワークを体験しました。学生は,サービスの対象となる具体的な人物像「ペルソナ」を設定し,その人物に関わる金銭の流れについて考えました。その後,ペルソナが生活で抱える不安や不満などを想定し,その解決に必要となる決済サービスについてアイデアを出し合いました。
体験後には,質問タイムとして,就職活動や仕事のやりがいなど,参加学生から講師にさまざまな質問が投げかけられました。参加学生は,実際に社会で活躍している企業人の生の声を聞き,就職活動や企業で働く際のイメージを膨らませていました。
今回出された意見や要望,アイデアは,本学と株式会社NTTデータとの連携事業,Project: AERUの企画などに役立てられます。