1月16日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,角間キャンパスにおいてProject: AERUの一環として,株式会社TOP(福井県越前市)と連携し,小型電気自動車(EV)の活用法を検討・提案する「小型EV活用ワークショップ」を実施し,本学学生3名が参加しました。
本連携事業は,第1弾として令和4年6月に「雑談のチカラ『小型EVがあるサステナブルな未来』」と題し,本学学生が小型EV試乗や企業人との雑談により,小型EVの機能性や実用性,社会実装に向けた課題について理解を深めました。
第2弾プログラムとなる今回は,まず先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授によるあいさつの後,株式会社TOP執行役員技術部長の佐々木健治氏から,イントロダクションとして同社の概要説明や,小型電気自動車(小型EV)について説明がありました。その後,篠田准教授のファシリテートの下,同社若手職員および本学職員も加わり,「北陸新幹線越前たけふ駅周辺における観光客の移動手段としての小型EV活用」をテーマに,意見交換しました。越前市内の道路状況や観光地および公共施設の分布を踏まえ,「少人数旅行が好きな観光客にサービス提供してはどうか」「金沢市にあるレンタサイクルのように気軽に使えると良い」など,観光客目線でアイデアを出し合い,越前市における小型EVの活用についてイメージを膨らませました。
今回の参加学生は,2月に越前市を訪れ,現地視察や同社との意見交換を行った後,3月には同社および越前市担当者に対して活用アイデアを発表します。