7月3日,留学生センターは「いしかわ金沢学夏コース・能楽入門」を開催,本学留学生・日本人学生・市民ら総勢60名が,石川県立能楽堂にて,能楽の体験と講義・観能を流れとした「能楽入門」の講座に参加しました。
この講座で,本学客員教授でもある宝生流シテ方能楽師の藪俊彦先生,助手の中村清先生,中谷信子先生による能面や能楽器,所作や声の出し方などの説明と体験,人間社会研究域歴史言語文化学系西村聡教授による「能楽の楽しみ方」と題した能楽の基礎講義を受けたあとで,石川県立能楽堂「観能の夕べ」にて狂言「昆布売」と能「半蔀(はしとみ)」を鑑賞しました。
参加者からは「能について基本的なことから細かいところまで勉強する機会はめったにないので,今回の体験は非常に貴重なものとなった」「能楽は初めてだったけど,足捌きや楽器の体験がとてもおもしろかった」などの感想があり,伝統芸能である能楽にじかに接することで,日本の良さを再発見することができたようです。
「いしかわ金沢学」夏コース・能楽入門を開催
掲載日:2010-7-8
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