金沢大学地域連携推進センターが主催する公開市民講座は,7月28日,金沢大学サテライト・プラザに約70名の受講者を集め,全4回のプログラムを終えました。
最終回となったこの日は,金沢大学里山里海プロジェクト代表の中村浩二教授が「里山里海と地域再生」と題して講演。2011年,国連食糧農業機関により,日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」は,人の営みにより形成,管理された日本の原風景でありながら,過疎・高齢化によって,その維持が難しくなっている現状を紹介し,今後は農林水産業を安心して続けられるシステムづくり,人づくりを大学,行政,住民の連携で行う必要があると訴えました。
講義の後の閉講式では, 全4回すべてを受講した12名に皆勤賞と副賞が贈られました。
公開市民講座 最終回「金沢大学の研究現場に見る“再生”への道」を開講
掲載日:2012-8-1
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