2月21日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,福井県越前市においてProject:AERUの一環として,株式会社TOP(福井県越前市)と連携し,小型電気自動車(EV)の試乗および越前市内見学プログラムを実施しました。
本連携事業では,令和4年6月に学生が小型EV試乗や同社社員との雑談を通して小型EVへの理解を深めました。また,今年1月には第2弾プログラムとして「北陸新幹線越前たけふ駅周辺における小型EV活用」をテーマに学生と同社社員が意見交換しました。
第3弾プログラムとなる今回は,はじめに,株式会社TOP執行役員技術部長の佐々木健治氏による小型EV試乗に向けた安全講習の後,実際に小型EVを試乗しました。タケフナイフビレッジや越前和紙の里など,越前たけふ駅周辺の観光スポットを巡りながら,越前市の文化資源について理解を深めました。
続いて,株式会社TOPを訪問し,代表取締役会長(兼)社長の山本惠一氏によるあいさつの後,先端科学・社会共創推進機構の篠田隆行准教授のファシリテートの下,参加学生と同社若手職員,本学職員が小型EVの乗り心地や市内の道路状況,文化資源の魅力などを踏まえながら意見交換しました。「企業や自治体と連携してはどうか」「小型EVの利用促進には利便性や手軽さが鍵となる」など,各自アイデアを出し合い,越前市における小型EVの活用についてイメージを膨らませました。また,意見交換後には,同社内を見学し,さまざまなモーターの製造工程を見て同社の製品づくりへのこだわりを体感しました。
本プログラムに参加した学生5名は, 3月に越前市を再訪し,同社および行政担当者に対して小型EVの活用アイデアを発表します。
Project: AERU
小型EV活用ワークショップ(令和5年1月)のニュース
角間キャンパス小型EV試乗(令和4年6月)のニュース