国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」において,環日本海域環境研究センター鈴木信雄准教授が研究代表者を務める「宇宙空間における骨代謝制御:キンギョの培養ウロコを骨のモデルとした解析(通称Fish Scales)」の宇宙実験が,日本時間の5月17日3時54分に開始されました。実験に使用されるサンプルは,スペースシャトル「アトランティス」によって打ち上げられた後,野口聡一宇宙飛行士により「きぼう」に設置された細胞培養装置へ取り付けられました。実験は5月20日まで実施される予定です。この実験により,宇宙での骨がもろくなる仕組みや骨形成のメカニズムの解明のほか骨粗しょう症等の骨疾患の治療への応用が期待されます。
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JAXAきぼう日本実験棟ページ:
http://kibo.jaxa.jp/experiment/field/scientific/fishscales_start.html
JAXAFish Scales実験紹介ページ:
http://kibo.jaxa.jp/experiment/theme/second/fishscales/