3月13日,金沢大学ジュニアドクター育成塾コンソーシアム連絡協議会および金沢大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC)コンソーシアム連絡協議会を開催し,近隣地域の教育委員会,民間企業,連携大学および本学関係者らが参加しました。
金沢大学ジュニアドクター育成塾は,「科学・技術を担う探究力をもった未来の科学者の育成」を目的に,今年度は,北陸3県の小・中学生を対象に第1ステージとして「科学講座」「科学者との対話」「自由研究に関するグループディスカッション」等を実施しています。塾生は本学のLMSの活用に加え,自宅に送付される観察・実験教材を用いた実体験ができるプログラムとなっています。
協議会では,今年度の活動や塾生の感想について動画も用いながら報告があり,参加者から感想や意見とともに同活動に対する期待が述べられるなど,今後の活動における活発な意見交換が行われました。
金沢大学グローバルサイエンスキャンパス(GSC)は,高校生・高専生を対象に,将来国際的に活躍しうる科学者・技術者の育成を目的に,提供されている高度で体系的な理数教育プログラムです。
協議会では,和田学長のあいさつの後,実施主担当の山本学長補佐から今年度の活動概要,高島要石川高専名誉教授からは外部評価結果が報告されました。続いて,修了生による体験談の発表が行われました。体験談では,コンソーシアム委員でもある民間企業の協力を得て取り組んだ課題研究や,本プログラムと現在の進路との関わりについて発表がありました。その後,修了生と委員との意見交換,森本理事・副学長による総括が行われ,最後に関根政実石川県立大学学長補佐によるあいさつをもって閉会となりました。
本学は,両事業等を通じて,将来の科学者・技術者の育成を支援していきます。