3月27日,金沢大学高大接続コア・センターは,第9回金沢大学高大接続ラウンドテーブル「未来へつなぐ探究〜“探究”を探究する〜」を対面・オンラインのハイブリットで開催しました。
多くの高校が探究学習に取り組む中,本学では,探究学習が高大接続の観点から重要であると認識し,探究学習の交流の場としてラウンドテーブルを実施しています。第9回目となる今回は,「“探究”を探究する」をテーマに開催しました。
10名の高校生がグループに分かれ,ファシリテーター(本学の大学生・大学院生)のもと活発に意見を交換し,前半はそれぞれの探究学習の成果を紹介しました。後半にはグループを入れ替え,「探究学習とは何か」「これからの探究学習がどうなってほしいか」などをテーマに,各グループで意見をまとめた上で,全体発表を行いました。全体発表では「自身の調査だけではなく,他者の意見も参考にすることで視野を広げることができる」「自身が興味を持って『探し求める』ことが重要である」など,経験を基にした意見が出されました。
参加者からは「さまざまな人と意見交換ができて自分の視野を広げられた」「違う学校の人と意見交換する機会がないので有意義な時間になった」「探究活動に対しての課題や疑問を解決する術を身に付けられた」などのコメントが寄せられ,各々充実した様子が見られました。
なお,本ラウンドテーブルは,「KUGS高大接続プログラム」の一つであり,参加者が課題レポートを提出し基準を満たすことで本学が実施している「KUGS特別入試」の出願資格を得ることができます。