5月15日,十全講堂において,第11回北陸地域アイソトープ研究フォーラムを開催しました。
本フォーラムは,アイソトープ研究・教育・安全管理に携わっている,北陸地域の大学・自治体・民間企業の研究者・学生・技術者等に,科学技術・研究開発の推進と安全の両面について幅広い視点から理解を深めてもらい,北陸地域における科学技術・学術研究の円滑かつ安全な推進及び産業の振興に資することを目的としたものです。
学際科学実験センターアイソトープ総合研究施設の柴和弘教授が「福島第一原発事故による汚染とその影響」と題した特別講演を行い,事故の状況や東北・関東地方の土壌汚染,農作物汚染及び住民の被ばく線量の実測値や計算による推定値をもとに,どのような影響があるかについて,わかりやすく解説しました。
一般市民の方を含め約300名の参加者があり,正しい理解を深める絶好の機会となりました。
第11回北陸地域アイソトープ研究フォーラムを開催
掲載日:2012-5-18
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