人間社会学域人文学類は,1月28日,金沢大学サテライト・プラザにて,第4回金沢大学人文学類シンポジウム「歴史学の可能性」を開催しました。人間社会学域の学生をはじめ,学内外から80名以上が参加しました。
シンポジウムでは,まず成城大学の木畑洋一教授の基調講演が行われ,グローバリゼーション時代の教養の基底としての,未来志向の歴史学の可能性が示されました。続いて,人文学類歴史文化学コースを構成する日本史学・東洋史学・西洋史学・考古学の各専門分野から若手・中堅の教員1名ずつ,最新の研究成果を含む報告を行いました。最後のパネルディスカッションでは,一般参加者から多数の質問が寄せられ,テーマに沿った具体的な議論が活発に展開されました。
新しい世界を創出する指針となる歴史学の役割が,多彩な講演・報告・質疑を通して改めて明らかとなり,有意義なシンポジウムとなりました。
人文学類シンポジウム「歴史学の可能性」を開催
掲載日:2012-2-1
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