理工研究域物質化学系の生越友樹准教授が平成23年度日本化学会・第61回進歩賞を受賞しました。この賞は化学の基礎または応用に関する優秀な研究業績を挙げた若手研究者に与えられます。
授賞式は3月26日,東京・日本化学会春季年会会場(慶應義塾大学)で行われます。
【受賞テーマ】 | 新規環状ホスト分子Pillar[5]areneを基にした超分子材料の創成 |
【研究概要】 | 柱状かつリング状の分子の合成に成功し,パルテノン神殿の柱(Pillar)をモチーフに名付けた。特有の空孔を有することから,様々な分子を選択的に取り込むことができる。センサーの材料や医薬分野に用いられる分子の分割への応用が期待される。 |