6月11日,サテライト・プラザにてミニ講演フレッシュ新三々塾「今さら人に聞けないリハビリテーション」を実施し,高校生から80代までの30名が参加しました。
はじめに,医薬保健研究域保健学系の淺井仁教授は医学的リハビリテーションの紹介を行い,けがや病気などにより身体機能が低下した患者さんの早期社会復帰を目指す理学療法と作業療法の特徴を説明しました。続いて椅子からの立ち上がりやすさを体験する運動療法を行った後,患者と家族を中心とするチーム医療とロボットリハビリテーションについての解説がありました。
質疑応答では,自宅でのリハビリにかかる費用や集団(チーム)による支援の効果について質問があり,活発な意見交換が行われました。
受講生からは「予防医療にも療法士が関わっていることに驚いた」「実際に体を動かすことで理学療法について分かりやすく学ぶことができた」といった感想がありました。
講師:医薬保健研究域保健学系 教授 淺井 仁