高大接続コア・センターは，金沢大学KUGS高大接続プログラム（KUGS Liveセミナー）として，8月21日に第4回，25日に第6回のリーディングセミナーを対面とオンラインのハイブリットで開催し，計9名の高校生が受講しました。
本セミナーは，高校生向けに書かれた（または高校生にも考えてほしい），近年話題になっている新書や文庫を1冊取り上げ，受講者で読書体験を共有するものです。今回は，山口慎太郎『「家族の幸せ」の経済学』と，塚崎朝子『世界を救った日本の薬』を取り上げました。
受講生は，事前に図書を読み，著者の狙い，分からなかった点など，指定の課題に取り組んだ上で，当日，意見交換と紹介文の作成に取り組みました。紹介文の合作は簡単ではありませんが，お互いの意見に耳を傾け，高校生ならではの視点を大切にして紹介文を作成しました。
受講生からは，「自分一人では思い浮かばなかった発想，疑問，論点に触れることができて，とてもよい体験になった」，「自分自身の成長につながるいいディスカッションができた」などのコメントが寄せられ，充実した様子が伺えました。
なお，本セミナーは，「KUGS高大接続プログラム」の一つであり，受講者が課題レポートを提出し基準を満たすことで，本学が実施している「KUGS特別入試」の出願資格を得ることができます。
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リーディングセミナー会場の様子 -
オンラインで意見交換する受講生ら
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