資料館では,令和5年度文化庁Innovate MUSEUM事業として,12月17日にハイアットセントリック金沢にて「博物館DXと地域文化遺産シンポジウム石川2023」を開催しました。
本シンポジウムは「地域博物館のネットワーク形成による石川観光文化資源促進事業」として,石川県立自然史資料館,石川県西田幾多郎記念哲学館,公益財団法人石川県埋蔵文化財センター,羽咋市歴史民俗資料館,野々市市ふるさと歴史館・野々市デジタル資料館と連携し,博物館資料のデジタル・データを「石川デジタルミュージアムネットワーク」として公開したことを記念して行ったものです。
講師陣には,西秋良宏氏(東京大学総合研究博物館長,大学博物館等協議会長),連携館から山名田沙智子氏(石川県西田幾多郎記念哲学館 専門員(学芸員)),腰地孝大氏(野々市市教育委員会生涯学習課 主事)をお迎えし,本学からは髙田良宏 准教授(学術メディア創成センター),松永篤知特任助教(金沢大学資料館)が講演しました。
また,講演後には「博物館DXと地域文化遺産」をテーマに討論会も行いました。講演者に加え,竹上勉 氏(石川県自然史資料館 館長),川畑誠 氏(公益財団法人 石川県埋蔵文化財センター 所長),中野知幸 氏(羽咋市歴史民俗資料館 学芸員),佐無田光 教授(金沢大学融合学域観光デザイン学類長)も登壇し,各機関の事例や意見を聞く貴重な機会となりました。
会場には114名,オンラインでは60名の計174名が参加し,質疑も交えながら盛況のうちに終了しました。
資料館がシンポジウム「博物館DXと地域文化遺産シンポジウム石川2023」を開催
掲載日:2023-12-27
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