2月7日，融合学域先導学類開講科目「消費生活論」において，前消費者庁長官の伊藤明子氏（現・伊藤忠商事取締役）による講義を行い，教職員・学生ら約60名が聴講しました。消費者行政の推進に尽力された経験や，消費者政策の現状などについて，直接お話を伺える貴重な機会となりました。
デジタル・プラットフォームで起きている問題やアフィリエイト広告，ステルスマーケティングの課題など，近年の具体的な事例を解説しながら，「だまされない消費者」「自分で考える消費者」を目指す，これからの社会の方向性を提言して講義が締めくくられました。
講義後の質疑応答では，それぞれの身近な経験から生じた疑問などを質問する学生が相次ぎ，参加者は引き込まれるように講師の回答に耳を傾けていました。
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講演の様子 -
消費者政策の現状を説明する伊藤氏
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