9月20日,都内にて,東京都中央区との連携講座「文化資源の保全と活用~世界の文化財~」を開講しました(全5回)。本講座は2010年に始まり,今年で5回目の開講となります。
今回は,「トルコ絨毯にみる『伝統』の今」と題して,人間社会研究域附属国際文化資源学研究センターの田村うらら特任助教が講義を行い,中央区民を中心とする約50名が参加しました。トルコ絨毯の発生起源が遊牧民族の暮らしの中にあることや絨毯の製造過程の変遷について,村の生活文化をとおして説明するとともに,絨毯製造にかかる協業体制などについても分かりやすく解説しました。
質疑では,「協業における労働交換の実際」「伝統の変遷」などの質問があり,活気に満ちた講座となりました。
東京都中央区との連携講座「文化資源の保全と活用~世界の文化財~」を開講
掲載日:2014-9-22
ニュース