1月30日,金沢大学は,地域・自治体・企業との協調・共創と文理医の融合により,中長期的視点から,能登における教育,医療,文化,産業の復興・再生そして継続的発展を強力に推進するため,「能登里山里海未来創造センター」を新たに設置しました。
同センターは,「地震・災害に強く安全・安心で、だれもが住みよい、文化薫る地域・まちづくりとひとづくり」に寄与し,「生活の再建」「生業の再建」「災害復旧等」を掲げた石川県の「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ」や復旧・復興の方向性を基軸に,緊急対策と中長期的な複眼的視点により,復旧・復興を推進します。
センター設置に先駆けて結成した文理医融合の合同調査チーム(KUD)による現地調査や,こころのケア専門チーム「KEYPAT」によるサポートに加え,附属病院と医薬保健研究域を中心とした医療支援,学びの支援,学生と教職員のボランティア活動など,全学を挙げて取り組んでいます。
センターの取組については,Webサイト等での情報発信のほか,令和6年能登半島地震調査・支援活動報告会において広く学外に発信していく予定です。