5月7日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,Project: AERUの一環として,角間キャンパスにて雑談のチカラ「金大OBと語ろう!-自分の強みを生かしたキャリアの歩み方-」を実施し,本学学生11名が参加しました。
「雑談のチカラ」は,本学の学生・教職員と地域の人々との気軽な雑談の場を創出する交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれずに自由に語り合うことで,学生のキャリア形成,教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。
はじめに,和田隆志学長から挨拶があり,続いて,本学卒業生の宮澤・内田法律事務所弁護士の宮澤俊夫氏と,北洋銀行取締役の西田直樹氏から,それぞれ学生時代の過ごし方や,これまで歩んできたキャリアなどについて語られました。
その後の雑談の時間では,検察官と弁護士どちらの経験もある宮澤氏に「司法試験の勉強を頑張れたモチベーションは何ですか?」「検察官と弁護士はどちらのほうがやりがいがありましたか?」などの質問が飛び交いました。また,令和6年度能登半島地震の支援について,株式会社東日本大震災事業者再生支援機構の社外取締役も兼任している西田氏とも意見交換をし,場は大いに盛り上がりました。
ゲストの両氏からは,「弁護士としてたくさんの人生を見てきた上で,人生はいくらでもやり直せるということを伝えたい。」「専門を生かすことができるのが一番いいとは思うが,だからと言って視野は狭めずいろんなことに興味を持ってほしい。」と激励のメッセージが送られました。
参加学生からは,「普通に生活していたら絶対に聞くことがない話だった。金融と法曹の世界を垣間見ることができ,参加して良かった。」「大学生のうちにもっともっといろいろなことを経験しようと思えたし,学修意欲の向上にもつながった。」「自分の興味のなかった分野でも,実際にお話を聞くとすごく面白くて,見える世界が広がったのでまた参加したいと思った。」などの感想が聞かれました。
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