5月25日,先端科学・社会共創推進機構人材育成グループは,富山県南砺市にて,Project: AERUの一環として「五箇山・春の田植え体験&集落ツアー」を実施し,本学学生17名が参加しました。
学生らは,世界文化遺産に指定される五箇山相倉合掌造り集落で,昔ながらの手作業での田植えを体験しました。「ころがし」と呼ばれる木枠で水田に升目をつけた後,手作業で苗を丁寧に植え込みました。
さらに,富山県立南砺平高等学校の生徒による相倉合掌造り集落ツアーにも参加し,相倉集落の歴史や合掌造りの特徴について体感しました。その後,地元の温泉「新五箇山温泉 ゆ~楽」で温泉を満喫し,疲れた体をリフレッシュしました。
9月には,手作業による稲刈りとハサ掛け作業に参加する予定です。
参加した学生からは,「1日で五箇山の魅力を五感で体感できた。」「世界遺産の美しい風景を全身で感じることができて気持ちよかった。」といった感想がありました。
本学は,平成26年12月に富山県南砺市と包括連携協定を締結し,平成28年4月に南砺市の支援を得て,五箇山相倉合掌造り集落内に「金沢大学セミナーハウス 助市(すけち)」を設置しました。また,平成30年度には,同集落の棚田オーナー事業に「金沢大学セミナーハウス 助市」名義でオーナー登録をしました。
五箇山地域の活性化を支援するとともに,学生と地域の人々と交流しながら地域の伝統文化を学ぶ機会を提供しています。
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