6月6日,保健管理センターは学生支援の一環として,食育プログラム「能登食材でつくるカジュアルイタリアン料理教室」を開催し,学生20名(うち留学生3名)が参加しました。今回は,金沢市内の飲食店「Meal」のシェフである村上学講師に能登の食材でメニューを考案いただき,能登応援企画としてKEYPAT*共催で実施しました。
参加した学生らは,村上講師の指導の下,6つのグループに分かれ,「能登豚のミートソースペンネ」を作りました。村上講師は,包丁の扱い方,野菜の切り方,パスタの調理法のデモンストレーションをしながら,分かりやすく作り方を説明しました。後半は村上講師が震災ボランティアで炊き出しに行かれた時のお話や,支援について感じられたこと,また,狩猟免許を持たれていることから,熊に遭遇した時の対応など,学生からのさまざまな質問にも答えました。
参加した学生からは「焼き方一つとっても注意すべき点が多々あり,参考になった」「本格的なイタリアンのシェフに,家でも作れるパスタを教えてもらえて,料理本にはあまり書かれていないようなことも聞けたのが印象に残った」「グループの人全員と初対面だったのですごく緊張したが,実食する時は会話が弾んで楽しい時間を過ごせた」「熊の話や能登の話が,身近な問題だったので,印象深かった」などの感想が聞かれました。
* “KEYPAT”は能登半島地震によって,こころの不調を抱えることになった方々を支援する金沢大学の全学的チーム(公式)です。公認心理師を中心に構成されています。
KEYPAT ・・・ Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team
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