8月8日,先端科学・社会共創推進機構人材育成ユニットは,Project: AERUの一環として農口尚彦研究所見学ツアーを実施し,本学学生14名が参加しました。
「農口尚彦研究所」は,日本最高峰の杜氏と称される農口尚彦杜氏の酒造りの技術や精神を次世代に継承すべく,2017年11月に石川県小松市に新設されました。はじめに,研究所取締役の岩井隆氏より,農口氏の半生について解説があり,農口氏の酒造りに対する熱意や考え方について学びました。続いて,日本酒を試飲しながら農口氏から直接,仕事に対する考え方や職人としてのものづくりへのこだわりを聞きました。
参加学生からは,「一つ決めたことを投げ出さずに,しっかりとやり遂げることが大切であるという話が印象に残りました」「酒造や杜氏の記録したノートなどを見ることで,美味しい日本酒を作るには,相当の努力や研究が必要であることを身に沁みて感じ,これからもいろんな日本酒を飲んでみたいと思いました」などの感想が聞かれました。
今後,学生らは金沢大学のオリジナル日本酒開発を目指し,活動していきます。