8月3日,金沢歌劇座にて,第2回金沢大学宇宙理工学シンポジウム~金沢大学衛星プロジェクト これまで・いま・これから~を開催し,中学生から60歳代までの87名が参加しました。
第1部では金沢大学衛星1号機「こよう」の開発経過ならびに運用状況について,理工研究域先端宇宙理工学研究センターの澤野達哉助教,大学院自然科学研究科電子情報通信学専攻の江口大智さん,同数物科学専攻の高橋直暉さんから発表がありました。
第2部では,過去にこよう開発に参加した修了生をパネリストに迎え,コーディネーターで理工研究域電子情報通信学系の八木谷聡教授と,衛星開発経験が就職後にどのように活きているかを議論しました。続いて,電子情報通信学系の松田昇也准教授から,金沢大学衛星プロジェクトの将来計画として科学衛星2号機の検討状況について,理工研究域先端宇宙理工学研究センターの莊司泰弘准教授から技術実証衛星シリーズ「KSAT-X」について,それぞれ発表がありました。
第3部では,センターの研究活動について紹介するポスターセッションを行い,教員,学生が一般参加者に対して説明を行いました。
参加者からは「大学受験の参考になった」「キューブサット製作等,人工衛星が授業の一部となるほど身近なものになっていることに驚いた」,「パネルディスカッションで製作に関わった人たちの声を聴けたのはとても良かった」などの感想が聞かれました。
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