令和6年度第3回全学FD研修会「イシューベースラーニングのすすめ~課題解決力や実践力を鍛えるための授業設計~」を開催

掲載日:2024-10-11
ニュース

 9月27日,令和6年度第3回全学FD研修会「イシューベースラーニングのすすめ~課題解決力や実践力を鍛えるための授業設計~」をハイブリットで開催し,学内外から56名が参加しました。

 本研修会は,本学が取り組む融合学域や「先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)」の実践事例を紹介しながら,イシューベースの学修の意義や価値について,参加者とともに考えることを目的に開催しました。

 はじめに,教学マネジメントセンター長である融合研究域融合科学系の尾島恭子教授が「融合学域先導学類におけるプロジェクト演習」と題し,基調講演を行いました。続けて,融合学域先導学類所属の学生がプロジェクト演習の実践報告を行いました。

 その後,KU-STEAMの授業科目であるGS発展系科目「実践インターンシップ」の受入企業である,大同工業株式会社の坂下直樹氏とミミミラボ(※)コーディネーターの吉川永祐氏が,「先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)における課題解決学習」と題して,実践インターンシップの課題テーマやイシュー設定の背景およびプログラムの構成について,報告を行いました。

 さらに,「実践インターシップ」受講学生2名が実践報告と学びの振り返りについて発表しました。後半の意見交換では,参加者との質疑応答を通して,課題に向き合う学生自身の主体性の大切さや,大学と企業などが連携して課題解決学修の機会を提供できるエコシステムの構築の重要性などについて意見を交わしました。

 

※ミミミラボ:三谷産業株式会社とNPO法人みんなのコードが運営する,10代の子どもたちが気軽に安全にテクノロジーに触れられる,金沢市内にある施設

  • 登壇者および参加者による集合写真
  • 意見交換の様子
  • 基調講演を行う坂下氏(写真左)と吉川氏(写真右)
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