公開講座「ブラアオキ 金沢編リターンズ -なぜ金沢の街はここにあるのか-」を開講

掲載日:2024-10-16
ニュース

 9月29日,金沢市中心部で,公開講座「ブラアオキ 金沢編リターンズ -なぜ金沢の街はここにあるのか-」を開講しました。

 はじめに,人間社会研究域地域創造学系の青木賢人准教授が,金沢城の周りを巡りながら金沢の地理的特徴と歴史的な成り立ちを説明し,金沢城は「川と断層が作った崖を上手に使って守りを固めた城である」と述べました。

 次に,橋場町,主計町,武蔵町など歴史的風情ある町並みの中を歩き,これらの町が地形をもとに設計された城下町であることを受講者とともに確かめました。また,まちなかを通る活断層に沿って歩きながら,断層線上にどのような建造物があるかを調べ,「災害への備え」を考えました。受講者たちは,秋晴れの下で熱心に説明を聞きながら,金沢の地形と防災についての理解を深めました。

 受講者たちからは,「金沢市街地の見え方が,今までと全く異なるものになりました」「自然災害について再認識しました」などといった感想が聞かれました。

 

講師:人間社会研究域地域創造学系 准教授 青木 賢人
金沢大学公開講座の詳細・申し込みについてはコチラ

  • 金沢の地形を解説する青木准教授
  • 川に運ばれ堆積した石の説明
  • 金沢城総構跡でのフィールドワークの様子
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