10月20日,かくまちプラザにて公開講座「古文書講座ー上級編ー(第1回)」を実施し,50代から90代の23名が参加しました。
第1回は,講師の人間社会研究域人文学系・上田長生教授が,加賀藩の藩政時代後期の古文書「御収納米之征撰俵拵方御仕立一巻」を取り上げ,年貢米の選別と米俵の準備方法に関する書状について,一文字ずつ読み解きながら解説しました。
受講生らは,くずし字に関する辞書を片手に,配付された解答を参考にしながら複雑な書体と向き合いました。
これから全4回の講座を通して,加賀藩領のリアルな暮らしぶりを味わいながら,江戸時代の社会の特徴についても理解を深めていきます。
金沢大学公開講座の詳細・申し込みはコチラ