11月13日,保健管理センターは,学生支援の一環として食育プログラム「加賀野菜を使ったお菓子作り教室」を実施しました。今回は学生・教職員問わず,能登で起きた災害によってストレスや不安を抱えた方へのこころのケアも目的としてKEYPAT*と共催し,学生19名(うち留学生7名),職員3名が参加しました。
今回は,「ケーキハウスエンゼル」のパティシエである裏野剣一氏を講師として招き,伝統的な加賀野菜のさつまいも「五郎島金時」を使った同店の看板商品である「金澤モンブラン」作りを行いました。参加者らは,裏野氏からデモンストレーションを交えた分かりやすい工程の説明を受け,ケーキを完成させました。調理後は,裏野氏から加賀野菜スイーツが生まれた経緯や,加賀野菜農家の現状などの説明を受け,食について知識を深めました。
参加者からは「とてもおいしく,ボリューム満点だった」「くわいを使ったお菓子の話の中で,生産の伝統を継承することと収益化の両立が難しいことがわかった。その上でお菓子に活用するために農家とWin-Winの関係を築こうと模索している姿勢に感心した」「I really like it, and glad that I can learn something new」「パティシエの話が興味深かった。加賀野菜についての知識が深まった」などの感想が聞かれました。
* “KEYPAT” is an abbreviation of the Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team.
“KEYPAT”は能登半島地震によって,こころの不調を抱えることになった方々を支援する金沢大学の全学的チーム(公式)です。
公認心理師を中心に構成されています。
公式X @KEYPAT468342