12月12日,角間キャンパス中福利施設1階ナカフクリ食堂にて,雑談のチカラ※1「公共交通を切り口にまちづくりを考えてみよう-北鉄さんって実はいろいろやってます!-」を開催し,本学学生など21 名が参加しました。
次代の公共交通を担う若手プレーヤーをゲストに迎え,バスや公共シェアサイクル「まちのり」などの身近な公共交通や金沢市の交通政策について,フランクに語り合いました。
始めに,ゲスト各氏から「大学生モビリティ・マネジメント事業」※2,「まちのり角間もりの里エリア拡大実験」※3,バス事業における最新の取組みなどについて紹介がありました。
ショートブレーク後の雑談の時間では,バスのダイヤ編成やサービス向上策,まちのりポートの配置や路線バスとの関係,そもそも金沢にはなぜ地下鉄がないのかなど,参加者からの素朴な疑問や鋭い着眼点の質問に対し,ゲストからはユーモアを交えながら示唆に富んだ回答がありました。さらに,最新の交通政策や海外の交通事情など,参加学生とゲストとの活発な情報・意見交換が続き,公共交通やまちづくりは,利用者・事業者・行政が一体となって取り組む必要があることを再認識する交流の場となりました。
ゲスト:北陸鉄道株式会社自動車部 西村 亮 氏
株式会社日本海コンサルタント(まちのり運営事業者)社会事業本部計画研究室 山村 啓一 氏
金沢市都市政策局交通政策課 笠間 彩 氏、村井 明日香 氏(本学卒業生)
※1 雑談のチカラ
本学の学生・教職員と地域の人々との気軽な雑談の場を創出する交流事業です。職種・業種や立場などにとらわれずに
自由に語り合うことで,学生のキャリア形成,教職員および参画企業のアイデア創出などにつなげます。
※2 大学生モビリティ・マネジメント事業
金沢市の公共交通全体をより良い方向にもっていくため,学生の知恵と力を活用する実験的な事業。
学生,大学,民間事業者,金沢市が連携して,学生の意見を反映した公共交通利用促進策等 を検討する。
※3 まちのり角間もりの里エリア拡大実験
令和6年6月から11月まで,まちのり臨時ポートが、角間キャンパスともりの里エリアに設置された。
公共交通の利用促進やまちなか来訪促進の取組への学生の積極的な参画を目的に,大学生が主体の組織
「金沢すいっとモビリティプロジェクト」を立ち上げ,拡大エリアで学生サポーターが運営を補助する新
しい取り組みを行った。
〈担当〉MOT Lovely Project(学生の環境向上プロジェクト)
学生・留学生の環境充実に向けて事務部等の枠を超えた取り組みを展開する職員有志によるプロジェクト