令和6年度「共創型企業・人材展開プログラム」研究発表会(修了式)を実施

掲載日:2025-3-28
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 3月18日,金沢市内にて,令和6年度「共創型企業・人材展開プログラム」研究発表会(修了式)を開催しました。

 「共創型企業・人材展開プログラム」は,首都圏などの企業の第一線で活躍している優秀な人材を,石川県内で更なる発展を目指す企業などとマッチングし,課題解決に取り組みながら,地域産業の発展をサポートする事業です。

 本プログラムは,アイコック(協同組合全国企業振興センター),北國フィナンシャルホールディングス,石川県と本学が共同でコンソーシアムを組成し,金沢市,石川県産業創出支援機構,金沢商工会議所などからの支援をいただき,地域の産学官金の連携による「地域立脚の自主事業」として企画・実施しました。

 今年度は,受け入れ候補企業などとして8機関が参画しました。研究員候補者として90名の応募があり,5機関5名のマッチングが成立しました。その5名に対して,本学が実践型リカレント教育の場と客員研究員としての立場を提供し,令和6年10月から半年間,企業などの課題解決に取り組みました。

 研究発表会(修了式)では,和田隆志学長のあいさつにはじまり,人間社会研究域経済学経営学系の佐藤清和教授からの事業報告の後,事業終了まで完走を果たした5名の客員研究員が,受け入れ企業などでの課題解決事例などについて発表を行いました。

 各客員研究員の発表後には,受け入れ企業などからの講評があり,その後,中村慎一先端科学・社会共創推進機構長から客員研究員代表者に修了証書が授与され,客員研究員らは課題解決の実践と研究との両立の日々に思いをはせていました。最後に,三浦要理事が閉会のあいさつをしました。

 本プログラム修了後も,受け入れ企業などと関係を継続する客員研究員もいます。首都圏などからの中核人材の確保・定着という点においても大きな成果を得ることができました。

共創型企業・人材展開プログラム

  • 記念撮影
  • 客員研究員による研究発表
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