サテライト・プラザミニ講演 サブプライム問題と証券化商品

掲載日:2008-11-7
ニュース

日時

2008年11月30日(日) 14:00~15:30

開催場所

金沢大学サテライト・プラザ
金沢市西町教育研修館内(西町3-16)

対象

入場無料。どなたでも参加できます。事前のお申込は不要です。

問い合わせ・申し込み

金沢大学サテライト・プラザ
TEL:076-232-5343 FAX:076-232-5383
E-mail:satellite@spacelan.ne.jp
開館時間:平日 11:00~19:00 土・日・祝日 10:00~18:00
休館日:火曜日,年末年始

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詳細

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講師

加藤峰弘 (金沢大学経済学類准教授)

講演内容

米中央銀行が低金利政策を推し進めたことを背景に,2000年以降,米国内で住宅価格が急激に上昇した。それに刺激される形で2004年からはサブプライムローンが急速に市場シェアを拡大し,05~06年には全住宅ローンの20%台にまで達した。しかしながら,2006年には住宅バブルが崩壊し,住宅価格は一転して急激に下落し始めた。それとともにサブプライムローンの元利金返済の延滞率が上昇し,いわゆるサブプライム問題が勃発した。しかもそれは米国内にとどまらず,全世界(特に欧州)に波及し,国際的な規模で金融危機を引き起こした。そしてその最大の要因となったのが証券化商品である。すなわち,全世界の金融機関がサブプライムローン関連の証券化商品に投資していたからこそ,サブプライム問題は全世界を巻き込むことになったのである。本講演では,こうした認識に基づき,証券化商品に焦点を当てて,サブプライム問題について考察する。

※駐車場が大変混雑しますので,なるべく公共の交通機関をご利用ください。

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