5月23日,公開講座「子どもにとっての親の役割を考える」(全4回)を開講しました。今年度は,「こころを育てる子どものお手当 絵本と健康食」をテーマとし,「絵本でこころ育て 食でからだ育て」の実践について,4回に分けて実施します。
第1回目は,絵本講師のうつのみやかおり先生が,昔ばなしをどう選ぶかを中心に,読み聞かせの大切さや,同じ『ももたろう』でも話や表現が異なる面白さを伝えました。子どもたちは,講師の語りに吸い込まれるように聞き入っていました。
その後,栄養士の菊地代緒恵先生が,「梅干を使った薬膳」について,薬膳の効果や無理なく調理するノウハウを交えた調理法を説明しました。熱心にメモを取る参加者の姿も見られました。子どもたちは,玄米の梅ごはんでおにぎりを作り,親子でおいしくいただきました。
主任講師:人間社会学域学校教育学類附属幼稚園副園長 上田ますみ
会場:金沢大学人間社会学域学校教育学類附属小学校家庭室