9月27日(土),金沢大学サテライト・プラザにてミニ講演「石川,日本海そして東アジアの環境と課題」が開催されました。
講師の薬学類早川和一教授は,東アジアの経済産業活動が環境破壊を引き起こしている現状を紹介し,自身がナホトカ号重油流出事故を機に環日本海の環境問題にかかわりをもつようになった経緯にふれながら,近年増加する健康被害と大気汚染との因果関係についてデータをもとに考察しました。
自然豊かな能登半島が環境観測にふさわしい場であり,22世紀の環境創造は石川から発信しなくてはならない,との力強いメッセージに会場からは拍手が起こりました。