医学類学生としらゆり会会員との懇談会を開催

9月25日，解剖学実習を終えた医学類2年生と本学の篤志献体団体であるしらゆり会会員との懇談会が開催されました。

この懇談会は，しらゆり会からの要望と，献体を申し出た方々の想いを聴くことにより医学生の社会的使命の理解や倫理観の涵養，勉強意欲の向上をめざして行われたものです。

最初に，医薬保健研究域医学系の尾﨑紀之教授（機能解剖学分野）から懇談会の趣旨説明があり，次に井沢義武しらゆり会会長から「良医となるために私たちの身体を隅々まで解剖し十分に勉強してほしい。医師となった後には，手技向上のため，私たちの身体を活用していただき，名医となってほしい」とのあいさつがありました。

その後の懇談では，しらゆり会会員1名と約10名の学生が1グループとなり，お互いの自己紹介の後，会員からは献体を希望した経緯，学生からは解剖を終えての感想などの意見交換が行われ，お互いの理解を深めました。