公開講座「金沢城下町の生活 ~発掘調査から金沢の江戸時代を考える~」を開講

掲載日:2015-10-7
ニュース

10月4日,サテライト・プラザにて,公開講座「金沢城下町の生活 ~発掘調査から金沢の江戸時代を考える~」を開講しました。

始めに,主任講師の埋蔵文化財調査センターの佐々木花江准教授が,加賀藩与力町の発掘調査について解説し,当時の人々の生活が少しずつ明らかになりつつあると述べました。続いて,石川県金沢城調査研究所の滝川重徳主幹が,初期から前期の各段階の金沢城について発掘調査の結果を報告。また,城下町の遺構や石垣などについても解説しました。最後に,佐々木達夫金沢大学名誉教授が,江戸時代の金沢城下町と江戸や小松の様子を出土品から比較し,地域ごとに異なる流通状態や日常生活を推測しました。

 

主任講師:埋蔵文化財調査センター准教授 佐々木花江
 会場:サテライト・プラザ

  • 加賀藩与力町の発掘調査について解説する佐々木准教授
  • 金沢城の発掘調査結果を報告する滝川主幹
FacebookPAGE TOP