北陸4大学連携まちなかセミナーを開催

掲載日:2015-10-26
ニュース

10月24日,サテライト・プラザにて,北陸4大学連携まちなかセミナー石川会場「大学における医学と工学とのコラボレーション」を開催しました。

はじめに,福井大学の長宗高樹准教授が,「日常動作におけるリスクと対策」をテーマに,システムを用いて日常動作を計測したデータ結果や,サルコペニア(加齢による筋肉量減少)の対策として筋力を維持することの必要性について講演しました。次に,本学理工研究域機械工学系の田中志信教授が,「血圧計のしくみと正しい測り方」をテーマに,工学と医学のコラボレーションの例として最先端の血圧計測技術について解説。続いて,富山大学の中村真人教授が「機械で臓器が作れるか」と題して,工学と医学が一緒になって技術開発・装置開発に取り組んでいる「生体医工学」について紹介しました。その後,本学地域連携推進センター長の横山壽一教授の進行でディスカッションが行われ,参加者らは医学とともに進歩する計測技術や装置開発への各大学の取り組みについて理解を深めました。

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