6月25日，大学院自然科学研究科国際・産学連携委員会は，自然科学大講義棟AV講義室にて，講師に本学卒業生を招き，消費者を意識した「ものづくり」の工夫や苦労，ひらめきについて講演する特別セミナーを開催しました。
このセミナーは，授業科目「創成研究Ⅰ」の一環で，「消費者やエンドユーザーを意識した「ものづくり」はどうあるべきか？マーケットを分析してターゲットを絞ったものづくりのためにエンジニアは何をするべきか？」をテーマとして企画されたもの。株式会社安藤・間（あんどうはざま）の谷口裕史氏が，「建設会社の技術・研究開発～品質・安全・顧客満足の向上を目指して～」と題して講演。建設業界の現状分析や将来の動向予測から，企業研究がどのように企画・展開されていくか，そして品質・安全性はもとより，最終的にはいかにお客さんに喜ばれるか，について知ることができました。また，建設・ゼネコン業界で活躍してきた貴重な経験を通して，時代が求めているエンジニアとして活躍するためには何をすべきかについて，ヒントになる有益な機会となりました。
創成研究履修学生ほか約90名の来聴者があり，盛況なセミナーとなりました。
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