11月8日,サテライト・プラザにてミニ講演「いのちとつながる食卓」を開催しました。
外国語教育研究センターの結城正美教授は“We are what we eat”ということわざを紹介し,私たちの体と心は食べ物からできていることや,日々の食事について消費者は高栄養で安全なものを求めるが,食べ物の「いのち」に目を向ける機会は少ないことを説明しました。続いて,石牟礼道子の『苦海浄土―わが水俣病』と梨木香歩の『からくりからくさ』の一部を朗読し,いのちとつながる食の伝統を次世代へ継承するための課題を参加者とともに考えました。