12月15日,文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)認定制度について,本学で実施している「能登里山里海マイスター育成」プログラムと金沢大学社会教育主事講習の2件のプログラムが認定されました。
本認定制度は,高等教育機関におけるプログラムの受講を通じた社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的として,大学等における社会人や企業等のニーズに応じた実践的・専門的なプログラムを「職業実践力育成プログラム」(BP)として文部科学大臣が認定するものです。初回認定となった今年度は138件の申請があり,123件が認定されました。認定された本学の2件のプログラムは,ともに地方創生(地域活性化)に資する課程であるという評価を受けました。
現在,両プログラムとも平成28年度の実施内容の検討を進めており,今後も社会のニーズに対応した地方創生に資するカリキュラムを提供します。
【参考】文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)の初回認定について
【認定を受けたプログラム】
能登の里山里海における自然・文化等の豊かな地域資源を多角的に学び,地域課題への対応力を身に付け,多様な職種の人々と連携することで,地域資源を活かした第一次産業をベースに,第二次,第三次産業と融合し新ビジネスの創出(第六次産業)と地域の活性化および誇りある地域づくりにつなげることができる人材を養成するプログラム。
社会教育法および社会教育主事講習等規程にもとづき社会教育主事の資格を付与するため,①社会教育主事に求められる資質・能力を高め,②学びを通じた絆づくりと活力あるコミュニティの形成に寄与する人材を育成することを目的に実施し,県別研修・現地研修におけるフィールドワークやワークショップ力・コミュニケーション力向上のための参加型学習によって,地域の生涯学習コーディネーターとしての実践力を身に付けるプログラム。